詐欺サイトでサイトの利用ポイントを繰り返し購入させられた。
利用分を回収できたケース
担当弁護士:川田 拓志
スマホ宛てに間違いメール名目で受けたメールをきっかけとして、サイトに誘導され、サイト内でやり取りすることとなった。その際、連絡先を伝えるために手続が必要であり、また、手続を行えば1000万円も支払うなどと言われ、その言葉を信じて、クレジットカードや電子マネーで、サイトの利用ポイントを繰り返し購入させられたが、連絡先が伝えられたり、1000万円が支払われたりすることはなかった。そこで、プロフェクトに相談した。
クレジットカード利用分については、クレジットカード会社に通知書を送ったところ、チャージバックの処理がなされ、利用分を全額回収できた。
電子マネー利用分については、証票やレシートが廃棄されていたが、購入先のコンビニエンスストアの店舗がレシートの電子ジャーナルを発行してくれたため、コンビニエンスストア会社を照会先として、弁護士法第23条の2第1項に基づく回答の申出を行った結果、電子マネーの管理番号等の回答が得られた。その管理番号を記載して、電子マネー会社に対し通知書を送付し、決済履歴を取り寄せ、また、その決済履歴を添付して、決済代行会社に対し通知書を送付し、交渉した結果、利用分を全額回収できた。
・着手金:
5万円+消費税
・報酬金:
回収額の20%+消費税